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プロフィール

「心理士きょんのゆるブログ」へおこしくださりありがとうございます。きょんといいます。

このブログでは、子ども臨床に従事している臨床心理士・公認心理師のわたしが、

①ご家族へのお役立ち情報
②専門職(特に若手心理職)への臨床や書籍についての情報
③非正規心理職が食べていくためのtips

などを書いています。以下、詳しく書きます。

①ご家族へのお役立ち情報
 子ども臨床をしていると、当然ながらご家族と関わる機会も多くあります。昨今は発達障害や発達凸凹などをはじめとする発達課題について悩まれている方が多いです。また、家族関係や親子関係に伴う情緒的な問題も見逃すことはできません。すでに支援機関と繋がっていらっしゃる方はひとまずよろしいかと思うのですが、これらについて悩みながら、支援機関に何をどのように相談すればよいか分からないという声もお聞きします。たとえば学校からSCへの相談を促されたが何を話せばいいか分からず、相談したら話を聴いてもらったけれども何の見立ても方針も言われず終わった・・・など。心理職にどのように相談すればよいかを心理職の立場からお伝えできればと思います。

②専門職(特に若手心理職)への臨床や書籍についての情報
 私はキャリアを非正規としてスタートしまして、当時は週3日(たまに4日)ぐらいしか仕事がありませんでした。動機が常勤や週5日働くのを横目に平静を装いつつも内心は焦りが募っていました。今ある仕事の精度を少しでも上げたい、次の仕事を見つけたいなどの意欲はあったので、研修をできるだけ受け、書籍もできるだけ買おうとしました。しかし若手で週3日、いかんせんお金がありませんでした。なのに専門書は高い!そこで古本屋をめぐるなどして少しでも安い本を探す・・・時間ばかり過ぎて行って目当ての本に出合えないと苦労した頃がありました。古本屋に行き過ぎて(なのに大して買わないから)店主に怒られたこともありました💦今の若手心理職の方々は私ほど貧乏な人は少ないかもしれませんが、それでも後輩から「本を買うお金がない・・・」という声を聞いたりもします。「臨床家」ならぬ「臨書家」になってはいけないと思いますが、それでも書物は学ぶべき知がたくさんあります。昨今では主にAmazonのKindle本などでお得セールがこっそり行われていたりしますので、若手の方々を中心にぜひお知らせしたいと思っています。原則的に私が実際に読んでお勧めしたい本、特に臨床に役立ちそうな本を中心にご紹介していく予定です。

③非正規心理職が食べていくためのtips
 心理職の業界は約40%が非正規雇用です。「心理職は大学院まで行ったのに給料が低い」というのは今や周知の事実であり、働く身としても実感します。が、私は非正規で10年以上働き家族もいますが贅沢をしなければ食べていけています。これまで正規・非正規ともに経験してきましたが、それぞれのよさ・悪さがありました。私は非正規に自分がしたい仕事ができるよさを感じて続けています。若手の方で、「このまま非正規でいいのだろうか」という声も聞きます。望む望まないにかかわらず、現在非正規で働いている若手の方々に、非正規で食べ続けていくための私なりのtipsも記事にしていければと考えています。

よろしくお願いいたします。

※以前は「中年になった非正規職員の仕事とお金の話」というブログをしていましたが、こちらに引っ越しました。